2022/11/30
本日、ピッピの子ども達みんなで「おかいものごっこ」が行われました。
普段の自由あそび中に行われている「お店屋さんごっこ」。特に幼児組の中では売り手と買い手に分かれて子ども達同士で遊びを楽しんでいます。そんなお店屋さんごっこを「ピッピのみんなで出来たら楽しそう!」そう思った子ども達、そしてその思いを汲み取った先生達。幼児組だけではなく、乳児組の小さい子達も楽しむためには・・・と試行錯誤し、「おかいものごっこ」に向けた取り組みが始まりました。
そこで重要になるのが「ことりクラブ」。幼児組の子ども達(みかん組→3歳時・ぶどう組→4歳児・すいか組→5歳児)を3つに分け、それぞれの学年が入り交じった縦割りクラスを作ります。そこにはちゃんと名前があって、「ほし」「そら」「うみ」と子ども達が考えて名付けました。そのグループでの活動を「ことりクラブ」と呼んでいます。
さて、まずはそのことりクラブで集まり、「おかいものごっこ」でどんなお店を出したいか。そしてそこではどんな物を売りたいか・・・を年長さんが中心となって話し合いました。
いくつか候補があがった中で決まったのが「おもちゃ屋さん」「おかし屋さん」「アイス屋さん」の3店舗。お店が決まると品物も子ども達から次々とあがり、みんなが出来そうな物を先生と考えて、早速作り始めました。
そして本日、お店の開店と共に「おかいものごっこ」がスタート!
なんとなんと、おかいものごっこの噂を聞きつけたりんご組(2歳児)の子ども達も、今回特別に「パンやさん」を出店してくれていました!
0歳~5歳までの子ども達みんなで行った「おかいものごっこ」。お金や品物の概念がない小さな子ども達も、そのやり取りを楽しんだり、「いらっしゃいませ!」「どれがいいですか!」などの活気あふれる雰囲気を楽しんだりしていたように感じます。「おかいものごっこ」が終わると、それぞれが選んで買った品物を大きな紙袋に大事そうにしまい、満足気な表情でクラスへと戻って行きました。降園時・・・買った品物を嬉しそうにお家の人に見せる子ども達の眼、キラキラしていましたね。
おかいものごっこの最中に「園長先生買わないの?」と声をかけてくれた子ども達。「園長先生・・・お金ないの・・・」そう答えると、「うーん」としばらく考え、「それなら好きなの持っていっていいよ!」そう応えてくれた子ども達の心の広さと優しさに、気持ちがぽかぽかあったかくなりました!